【2025-2026年版】インフルエンザ流行予測とワクチン最新情報|早期流行に要注意
【2025-2026年】インフルエンザ流行予測と最新ワクチン情報|今シーズンは「早期流行+A型(H1N1)」に要警戒
2025-2026年シーズンのインフルエンザは、例年とは異なる特徴を示しており、過去数年で最も早い時期から流行が始まる可能性が高いと予測されています。さらに、A型(H1N1)を中心とした感染拡大が見込まれ、年齢問わず重症化リスクが高いシーズンになると考えられています。
本記事では、最新データに基づき、
✅ 今年のインフルエンザ流行予測
✅ 2025-2026年のワクチン変更点(3価ワクチン化)
✅ 接種推奨時期と対象者
✅ クリニックでの適切なワクチン戦略
についてわかりやすく解説します。
■ 2025-2026年 インフルエンザ流行予測|今シーズンの大きな特徴
● 例年より1か月以上早い流行開始
2025年9月時点で、すでに全国平均の定点報告数が流行基準値『1.0』を突破。
これは 過去10年以上で最も早い立ち上がりであり、厚労省・専門家ともに強く警鐘を鳴らしています。
例年:11月〜12月に流行開始
今季:9月下旬から流行入り → 1〜2か月前倒し
● 主流株は「A型(H1N1)」|若年層も重症化リスク
南半球(オーストラリア)のデータを反映すると、今年の日本で流行の中心となるのは A(H1N1)。
この株は 若年者でも肺炎などの合併症リスクが高いことが報告されており、
「高齢者だけが重症化する」という従来のイメージは通用しないシーズン
となります。
● 免疫ギャップ + COVID-19との同時流行リスク
-
コロナ禍で流行が抑えられた → 集団としてのインフルエンザ免疫が低下(免疫ギャップ)
-
マスク習慣の低下/海外渡航再開 → ウイルスの持ち込みが増加
-
COVID-19と症状が似ており、鑑別が難しく受診遅れリスクが増大
■ 2025-2026年インフルエンザワクチンは「4価 → 3価」へ変更
● 今年のワクチン組成
| 型・亜型 | 製造株 | 備考 |
|---|---|---|
| A型(H1N1) | A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238) | 継続株 |
| A型(H3N2) | A/パース/722/2024(IVR-262) | 変更株 |
| B型(ビクトリア系) | B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26) | 継続株 |
B/山形系統が世界的に検出されなくなったため、4価→3価ワクチンへ移行。
→ その分 製造安定性と供給確保が可能に
● 供給量は「昨年比116%」で十分確保の見込み
→ ただし 流行が早いため接種集中の可能性あり
→ 医療機関では早期予約制を推奨
■ ワクチン接種の最適時期と対象者
| 対象者 | 接種推奨 |
|---|---|
| 13歳以上 | 原則1回接種 |
| 6か月〜12歳 | 2回接種(4週間間隔推奨) |
| 高齢者・基礎疾患患者・妊婦 | 最優先で接種推奨 |
🕒 抗体がつくまで2週間 → 11月初旬までの接種が最も効果的
今季は流行前倒しのため、例年より早め(10月中旬まで)の接種が推奨されます。
■ 今年注目の「新しいインフルエンザワクチン」
| ワクチン | 特徴・対象 |
|---|---|
| 経鼻ワクチン(フルミスト) | 注射不要・2〜19歳対象 |
| 高用量ワクチン(エフルエルダ) | 60歳以上対象・重症化予防効果UP |
| mRNA型ワクチン | 2027年以降実用化見込み |
→ 選択肢が増えることで“年齢とリスクに応じた接種”が可能になる時代へ
■ まとめ|2025-2026年インフルエンザ対策のポイント
✅ A型(H1N1)が主流 → 全年齢で重症化に要注意
✅ 流行は早期化 → 接種も前倒し必須
✅ 3価ワクチンに変更 → 供給量は十分
✅ COVID-19との同時流行で受診遅れリスク → 発熱外来の重要性増大
