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健診で貧血と言われたら要注意|大腸がん・ポリープが隠れていることも?

[2025.04.20]

健診で「貧血」と言われたら

大腸カメラで出血源を確認する必要があるケースとは?

 

「貧血=鉄分不足」と思っていませんか?

 

健康診断で「貧血」と指摘されても、
「体質だから」「鉄分が足りないのかな」と軽く考えてしまう方も多いかもしれません。

しかし実は、貧血の中でも特に多い**「鉄欠乏性貧血」**は、
消化管(特に大腸)からの出血が原因で起こっていることがあります。

特に自覚症状がない場合でも、大腸がんやポリープが“静かに出血”していることがあるため、
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)でのチェックが非常に重要です。

 

 

鉄欠乏性貧血とは?|主な原因のひとつが“慢性的な出血”

 

貧血の多くは、「鉄欠乏性貧血」と呼ばれるタイプです。
これは、体内の鉄が不足し、酸素を運ぶヘモグロビンが減少することで起こる状態です。

主な原因には以下のようなものがあります:

  • 月経過多(女性に多い)

  • 食事からの鉄分摂取不足

  • 慢性的な消化管出血(胃・大腸など)

この中でも特に見逃されやすいのが、**「自覚のない消化管出血」**です。

 

出血に気づかない?|“隠れた出血源”があるケースとは

 

以下のような場合、症状のないまま出血が続いている可能性があります:

  • 大腸ポリープ(がんの前段階)

  • 大腸がん(特に右側結腸)

  • 潰瘍性大腸炎・虚血性腸炎などの腸炎

  • 痔などによる断続的な出血

  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍など上部消化管からの出血

右側結腸がん(盲腸付近)などは便に血が混じらず、気づかれにくいため、
健診の貧血が“唯一のサイン”になることも少なくありません。

 

なぜ大腸カメラが必要なのか?|便潜血だけでは不十分な理由

 

便潜血検査(健診で行われる検査)は、
出血があったタイミングにしか陽性にならず、出血量が少ないと見逃されることもあります。

そのため、貧血があって便潜血が陰性でも、内視鏡による直接の視認が必要です。
大腸カメラは、大腸の粘膜をすみずみまで観察し、ポリープやがんの早期発見が可能です。

 

こんな方は早めの検査をおすすめします

 

  • 健診で「貧血」と指摘された方(特に鉄欠乏性貧血)

  • 疲れやすい、めまい、顔色が悪いといった症状がある方

  • 女性で月経がなくなった後も貧血が続いている方

  • 体重減少・食欲不振・便秘や下痢などの消化器症状がある方

  • 家族に大腸がんの方がいる方

 

当院の大腸カメラは、初めての方にも安心の体制です

 

きだ内科クリニックでは、痛みや不安に配慮した検査体制を整えています。

  • 鎮静剤使用で眠っている間に終わる検査

  • 自宅で下剤を飲めるよう配慮+プライベートな待機室

  • 女性スタッフの対応にも配慮

  • 土曜・午後の検査枠あり(お仕事が忙しい方も安心)

 

よくあるご質問(FAQ)

 

Q. 便潜血は陰性なのに、貧血だけで検査が必要ですか?
→ はい、便潜血では出血を見逃すことがあり、貧血は唯一のサインとなることがあります。

Q. 検査はどれくらい痛いですか?
→ 鎮静剤を使用することで、ほとんどの方が「寝ている間に終わった」とおっしゃいます。

 

まとめ|“貧血”は見逃せない体からのサインです

 

健診での「貧血」は、体のどこかで何かが起きている証拠です。
特に原因がはっきりしない貧血は、大腸カメラで“見えない出血”の有無を確認することが重要です。

早期発見が、将来の命を守ることにつながります。
気になる方は、お早めにご相談ください。

 

🏥 きだ内科クリニックの大腸カメラ検査

 

  • 消化器内視鏡専門医による検査

  • 苦痛の少ない検査体制

  • 米沢市・南陽市・川西町・高畠町から多数来院

  • 土曜・午後検査OK|WEB予約にも対応

 

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