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糖尿病って遺伝するの?家族にいる人が知っておくべき予防と早期対策

[2025.05.05]

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【医師解説】糖尿病って遺伝するの?家族にいる場合の予防と早期対策

「親が糖尿病だから、自分も将来なるかも…」
「糖尿病は遺伝するって聞くけど、本当?」

こんな不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は糖尿病には、遺伝的な要素と生活習慣の影響の両方が関わっており、家族に糖尿病患者がいる方は、発症リスクが高いことが分かっています。

この記事では、糖尿病の遺伝性・家族歴がある場合のリスク・今からできる予防策について、内科専門医がわかりやすく解説します。


糖尿病は遺伝するの?|家族歴との関係

糖尿病には2つのタイプがあり、どちらも「家族に患者がいると発症しやすい」とされています。

■ 1型糖尿病

  • 遺伝よりも自己免疫の関与が強い

  • 家族性はあるが比較的まれ(若年に多い)

■ 2型糖尿病(大人の糖尿病)

  • 遺伝的要因が大きく関与

  • 両親のどちらか、あるいは両方が糖尿病の場合、発症リスクが2〜3倍以上になるという研究結果も

つまり、家族に2型糖尿病の人がいる場合、自分も“なりやすい体質”を持っている可能性が高いということになります。


遺伝+生活習慣の“ダブルリスク”に注意

糖尿病の発症は、遺伝的要因だけでなく、以下のような生活習慣の影響が大きく関わります:

  • 高カロリー・高脂肪な食事

  • 運動不足

  • 睡眠の質の低下

  • ストレスや不規則な生活

  • 肥満(特に内臓脂肪)

🟡 家族に糖尿病がいて、かつ生活習慣が乱れている場合、発症リスクはさらに高まります。


「まだ大丈夫」は危険|早期対策が将来を変える

糖尿病は初期段階では自覚症状が少なく、「気づいたら進行していた」というケースが少なくありません。
しかし、定期的な血液検査(空腹時血糖・HbA1c)と生活改善で、発症を防ぐことは十分可能です。

✅ 特に注意したい方

  • 親・兄弟姉妹に糖尿病の方がいる

  • 健診で血糖値が少し高い(空腹時血糖100〜125、HbA1c 5.6〜6.4)

  • 最近太りやすくなった/運動不足が続いている

  • 食後に強い眠気やだるさを感じる


糖尿病予防のために今すぐできること

  1. 定期的な血糖・HbA1cのチェック(年1回以上)

  2. 栄養バランスの良い食事習慣

  3. 毎日20〜30分程度のウォーキングなど軽い運動

  4. ストレス管理と睡眠の見直し

  5. 家族の既往歴を医師に伝えることも大切です


米沢市で糖尿病予防を始めるなら|きだ内科クリニックへ

きだ内科クリニックでは、糖尿病の発症を未然に防ぐために、血糖検査・生活習慣改善のアドバイス・定期フォローまでトータルでサポートしています。

✅ 家族に糖尿病の人がいて不安
✅ 健診結果にやや異常があるけど放置している
✅ 生活習慣を見直したいけど、何から始めればいいかわからない

そうした方は、お気軽にご相談ください。
“まだ大丈夫”ではなく、“今こそチャンス”です。

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