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HbA1c迅速検査(POCT)とは?指先採血で90秒|山形県米沢市 きだ内科クリニック

[2026.01.17]

HbA1c迅速検査(POCT)を2月末より導入します|指先採血で“その日の診察に結果を反映”

 

 

きだ内科クリニック(山形県米沢市)では、
糖尿病診療をより分かりやすく、負担を少なく、継続しやすいものにするため、HbA1c迅速検査(POCT)を2月末より導入します。

本記事では、HbA1cのPOCTとは何か/何が変わるのか/採血の頻度まで、患者さんにとって大切なポイントをまとめてご案内します。

 

HbA1cのPOCTとは?

 

**POCT(Point Of Care Testing)**とは、
診察室や外来のその場で行い、すぐに結果がわかる検査のことです。

従来の
「腕から採血 → 検査会社へ提出 → 後日結果説明」
という流れではなく、検査から診察までが同日に完結します。

 

当院で導入したHbA1c迅速検査について

 

当院では、**アークレイ社のHbA1c迅速測定装置「The Lab 001」**を使用します。

 

 

特徴

  • 指先からの微量採血のみ

  • 結果は約90秒で判明

  • 採血室での腕からの採血は不要

  • 医療機関で広く使用されている信頼性の高い検査機器

 

診療の流れ(糖尿病で通院中の方)

 

糖尿病で通院中の方は、原則として診察前にHbA1cのPOCTを受けていただきます。

 

  1. 受付

  2. 指先からHbA1c迅速検査

  3. 約90秒で結果が判明

  4. 結果をもとに当日の診察・治療方針の相談

 

👉 結果を見ながら、その日のうちに治療方針を決められる診察が可能になります。

 

指先採血のメリット

  • 腕の採血が苦手な方でも安心

  • 待ち時間の短縮

  • その日の体調・生活状況を踏まえたきめ細かな治療調整

  • 治療内容への理解と納得感の向上

 

HbA1c以外の血液検査はどうなるの?

 

HbA1c以外に必要な検査(腎機能・肝機能・脂質など)がある場合は、

  • 診察後に通常の採血を行います

  • 毎回すべての採血を行うわけではありません

  • 検査の頻度はお一人おひとりの病状に応じて調整します

 

定期的に必要な検査と頻度

 

糖尿病の合併症を早期に防ぐため、以下の検査は
原則として3か月に1回行います。

  • 腎機能(クレアチニン、eGFR など)

  • 肝機能

  • 脂質(コレステロール・中性脂肪)

  • 尿中アルブミン(腎臓の早期障害チェック)

※状態が安定している方、治療内容に変更がない方は、医師の判断で間隔を調整することがあります。

 

よくある質問(Q&A)

 

Q. 毎回、腕から採血は必要ですか?

いいえ。
毎回必要なのは指先からのHbA1c迅速検査のみです。
腕からの採血は、必要なタイミングで必要な項目だけ行います。

 

Q. 指先採血でも精度は大丈夫ですか?

はい。

The Lab 001によるHbA1c測定は、
日常診療で十分な精度が確認されている検査方法です。

 

当院の考え方

糖尿病治療では、
「検査 → 結果 → 説明 → 治療」
この流れが同じ日に完結することがとても重要です。

HbA1c迅速検査(POCT)の導入により、
より納得感のある診療、続けやすい糖尿病治療を目指しています。

ご不明な点がありましたら、いつでもスタッフまでお声がけください。

 

きだ内科クリニック
糖尿病・生活習慣病の継続治療に対応しています

 

執筆・監修:山形県米沢市 きだ内科クリニック 院長 木田 雅文
(医学博士/日本消化器病学会 消化器病専門医/日本消化器内視鏡学会 専門医)

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