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食道アカラシア

食道アカラシアは、食道の運動障害によって起こる病気で、食道下部の括約筋が正常に機能しなくなることで、食道の内容物が胃に流れづらくなります。症状としては、食べ物が食道に詰まったような感覚、嚥下困難、胸やけ、吐き気などがあります。また、長期間にわたって続くと、食道の拡張や食道がんのリスクも高くなることがあります。

食道アカラシアの原因は、まだ完全には解明されていませんが、神経の異常や自己免疫疾患などが関係しているとされています。診断は、胸部X線検査やバリウム検査、内視鏡検査、食道マノメーター検査などが行われます。治療法としては、内視鏡下治療や手術があります。内視鏡下治療では、食道拡張やボトックス注射が行われます。手術は、症状が重度で内視鏡下治療が効果がない場合や、合併症がある場合に行われます。

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