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「マンジャロ (ゼップバウンド)とは?週1回の痩身注射で自然にやせる|効果・副作用・費用を医師が解説」(自由診療)

[2025.05.10]

【医師監修】マンジャロ (ゼップバウンド)とは? 話題の“週1回注射で痩せる”新時代メディカルダイエットを徹底解説(自由診療)

 


注目の最新ダイエット治療「マンジャロ」とは?

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、もともと2型糖尿病治療薬として開発された注射薬ですが、その優れた体重減少効果が注目され、近年は"医療痩身治療(メディカルダイエット)"として広く活用されるようになりました。

日本では2022年に糖尿病治療薬として承認され、同一成分を含む肥満症治療薬「ゼップバウンド」も登場。現在、マンジャロをダイエット目的で使用する場合は**自由診療(保険適用外)**となります。


マンジャロの仕組み|GLP-1とGIPの“ダブル作用”で痩せる

マンジャロは、GLP-1とGIPという2種類のホルモンに作用する「GIP/GLP-1受容体作動薬」。

  • GLP-1:満腹感を高め、胃の動きを遅くし、血糖値の急上昇を抑える。

  • GIP:インスリン分泌を促進し、脂肪の燃焼・代謝をサポート。

この"ダブルホルモンアプローチ"により、従来のGLP-1製剤よりも強力な食欲抑制・脂肪燃焼効果が期待できます。


マンジャロのダイエット効果|臨床試験で15〜20%の体重減少も

複数の臨床試験(SURPASS試験)により、マンジャロの高い減量効果が確認されています。

  • 5mg〜15mgを72週間使用で平均15〜20%減量

  • 体脂肪30%以上減少、ウエスト周囲も大幅に改善

  • 他のGLP-1製剤(オゼンピック等)と比較しても優れた体重減少効果

実際のクリニック報告では、数ヶ月で5〜15kg以上の減量例も多数。効果には個人差がありますが、食事制限・運動なしでも自然と体重が落ちやすいのが特長です。


投与方法|週1回の簡単な自己注射

マンジャロは、週1回の皮下注射で使用します。

  • 使い捨てペン型注射器で自己注射可能

  • 初回は医師・看護師が注射指導を行います

  • 通常2.5mgから開始、最大15mgまで段階的に増量可能


主な副作用と注意点

比較的よくみられる副作用

  • 吐き気・下痢・便秘・腹部不快感・食欲低下など(多くは一時的)

まれだが注意すべき副作用

  • 膵炎(持続する腹痛)

  • 胆石症

  • 低血糖(特に他の糖尿病薬と併用時)

副作用は多くの場合、使用初期または増量時に発生し、時間経過とともに軽減します。


マンジャロを使用できない方・注意が必要な方

以下に該当する方は使用できない、または慎重に検討する必要があります。

  • 妊娠・授乳中、妊娠予定のある方

  • BMIが基準値以下の方(通常23未満)

  • 20歳未満、70歳以上の方

  • 重度の胃腸障害、膵炎、甲状腺疾患の既往歴がある方

  • ワーファリン・免疫抑制剤を使用中の方


診療の流れ(例)

  1. 医師によるカウンセリング・体重/BMI測定

  2. 血液検査(必要に応じて)

  3. マンジャロの処方・注射方法の説明

  4. 自宅での自己注射開始

  5. 定期フォロー・体重変化の確認

※オンライン診療・郵送対応可能(事前相談必要)


治療費の目安(自由診療・税込)

マンジャロの自費診療における一般的な価格帯(1ヶ月分・4本)

用量 価格帯(税込) 備考
2.5mg 約23,000円〜29,980円 オンライン診療では診察料・送料が無料のクリニックもあります。
5mg 約35,000円〜41,800円 価格はクリニックによって異なります。
7.5mg 約50,000円〜59,000円 一部のクリニックでは供給制限がある場合があります。
10mg 約62,000円〜79,000円 高用量は在庫状況により取り扱いが限られることがあります。

※別途:初診料・検査料・再診料などがかかる場合があります


医師の管理のもと、安全・確実なダイエットを

マンジャロは、食欲を抑えて脂肪を燃やす“最新の痩身注射”ですが、医師の診察と管理のもとで使用することが絶対条件です。

当院では、体質やライフスタイルに合わせた最適な治療プランをご提案し、定期フォローも行いながら、 リバウンドしにくい“体質改善型のダイエット”をサポートします。

本気で痩せたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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