【医師解説】胃カメラ・大腸カメラの鎮静あり/なし徹底比較|ドルミカム・アネレムで痛みの少ない内視鏡検査|きだ内科クリニック(山形・米沢市)
【医師解説】胃カメラ・大腸カメラの鎮静あり/なし徹底比較|ドルミカム・アネレム使用で痛みの少ない内視鏡検査
胃カメラ・大腸カメラでよくある不安「痛み」と「鎮静の有無」
胃カメラや大腸カメラを検討する患者さんの多くが不安に感じるのが、検査時の痛みや苦しさです。
きだ内科クリニックでは、鎮静薬を使用する方法と鎮静を使わない方法の両方に対応しています。
本記事では、鎮静あり・なしの違いとメリット・デメリット、当院で使用するドルミカム・アネレムの特徴を医師がわかりやすく解説します。
鎮静なしでの検査とは?
鎮静なしの検査は、薬を使わずに意識がはっきりした状態で行います。
メリット
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検査後すぐに帰宅可能:当日の車の運転も可能です。
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鎮静薬を使わない分、費用が安価です。
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体への負担が少なく、リスクが低い方法です。
デメリット
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のどの反射や不快感が強く出ることがあります。
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人によっては検査中に苦しさや痛みを感じることがあります。
鎮静ありでの検査とは?
鎮静ありの検査では、静脈から鎮静薬を投与し、眠ったような状態で検査を行います。
きだ内科クリニックでは、**ドルミカム(ミダゾラム)とアネレム(レミマゾラム)**を使用しています。
使用する鎮静薬の特徴
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ドルミカム(ミダゾラム):鎮静効果が安定しており、長年使われている薬です。
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アネレム(レミマゾラム):比較的新しい薬で、効果が速やかに切れ、回復が早いのが特徴です。
メリット
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痛みや不快感がほとんどなく検査が受けられます。
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検査時間が短く感じられ、ストレスが少ないです。
デメリット
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検査後は30〜60分程度の休憩が必要です。
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当日は車の運転ができません。
鎮静あり・なしの比較表
項目 | 鎮静なし | 鎮静あり(ドルミカム・アネレム) |
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検査時の痛み・不快感 | あり(個人差あり) | ほとんどなし |
検査後の運転 | 可能 | 不可(当日は運転禁止) |
検査後の休憩 | 不要 | 必要(30〜60分程度) |
費用 | 安価 | 鎮静薬分の追加あり |
検査時間の体感 | 長く感じることも | 短く感じる(眠っている間に終了) |
当院が鎮静ありをおすすめする理由
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痛みや不安が強い方
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初めての検査で緊張が大きい方
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長い検査時間に耐えられるか不安な方
こうした方には、鎮静あり検査をおすすめしています。
安心して検査を受けていただくことが、胃がん・大腸がんの早期発見にもつながります。
まとめ:安心・安全な内視鏡検査で早期発見を
きだ内科クリニックでは、患者さんの希望や体調に応じて鎮静あり・なしを選択可能です。
痛みの少ない検査で、がんやポリープの早期発見・早期治療をサポートします。
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