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【医師解説】ナイアシンアミドとは?シミ・シワ・くすみを同時にケアする万能成分の効果と使い方

[2025.05.09]

 

【医師監修】ナイアシンアミドとは?シミ・シワ・肌荒れに効果的な理由と賢い使い方

 

きだ内科クリニックでは本日、スタッフの間でナイアシンアミド(ビタミンB3)のMSSサプリメントが話題になりました。具体的な効果についての理解を深めるため、医師として改めて調査・整理を行いました。

 

「最近、シミやシワが目立ってきた」「肌のくすみが取れず老けて見える…」
そんなお悩みを抱えていませんか?

今、美容業界でも注目されている成分がナイアシンアミドです。ビタミンB群の一種であるこの成分は、シミ・シワ・ニキビ・くすみなど、複数の肌トラブルを同時にケアできる多機能ビタミン。実際に、当院スタッフの間でもサプリメントでの摂取が話題となっています。

この記事では、ナイアシンアミドの働き、美容や健康への効果、安全性、取り入れ方まで、医師の視点からわかりやすく解説します。


ナイアシンアミドとは?|ビタミンB3の水溶性成分で代謝と美肌を支える

ナイアシンアミド(別名:ニコチン酸アミド)は、ビタミンB3の一種で、水に溶けやすい水溶性ビタミン。体内では、糖質・脂質・タンパク質の代謝を助ける補酵素として働き、健康維持や皮膚・粘膜の修復に欠かせません。

さらに、ナイアシンアミドは食品にも豊富。たらこ、まぐろ、鶏むね肉、豚レバー、きのこ類などに多く含まれ、トリプトファン(必須アミノ酸)から体内でも合成されます。


ナイアシンアミドの美容効果|シワ・シミ・ニキビ・肌荒れにマルチな効能

✅ 1. 肌バリア機能を強化し、乾燥・肌荒れを予防

ナイアシンアミドは、保湿に重要なセラミドの合成を促進。乾燥や刺激から肌を守り、うるおいを保ちます。

✅ 2. シワを改善し、ハリのある若々しい肌へ

真皮層のコラーゲン産生を促進することで、シワやたるみを改善。厚生労働省にもシワ改善の医薬部外品有効成分として認可されています。

✅ 3. シミ・そばかすの予防(美白作用)

メラニン生成と移動をブロックし、紫外線による色素沈着を抑制。美白美容液や日焼け止めと併用することで、より高い効果が期待できます。

✅ 4. ニキビや皮脂トラブルの改善

皮脂分泌の抑制と抗炎症作用により、ニキビや毛穴トラブルの予防・改善に役立ちます。

✅ 5. 血行促進とくすみの解消

ナイアシンアミドには血管拡張作用があり、血流を促進。くすみや青クマの改善にも効果的です。


ナイアシンアミドの取り入れ方|食事・サプリ・スキンケア別の活用術

◆ 食事から摂取する

たらこ、まぐろ、鶏むね肉、豚レバー、まいたけなど、日常の食事にナイアシンアミドを多く含む食品を取り入れるのが基本。汁ごと食べられる調理法がおすすめです。

◆ サプリメントで効率補給

毎日十分な量を食事で摂るのが難しい場合は、サプリメントで補助しましょう。製品の摂取量を守ることが重要です。

◆ スキンケアで肌に直接アプローチ

化粧水や美容液、クリームなど、ナイアシンアミド配合のスキンケア商品も豊富。敏感肌でも使いやすい成分として人気があります。


安全性と注意点|敏感肌にも優しいが、使い方にはコツあり

  • 刺激が少なく、安全性が高い成分ですが、初めて使う場合はパッチテストを推奨。

  • サプリメントは過剰摂取に注意。胃腸障害や肝機能障害のリスクがあるため、必ず用量を守りましょう。

  • 他の成分(レチノール、ビタミンC、ヒアルロン酸など)との併用も基本的に問題なし。併用することで相乗効果が期待できます。


まとめ|ナイアシンアミドは“攻めと守り”の美容ビタミン

ナイアシンアミドは、スキンケア・健康維持の両面で高い効果が期待できる成分です。

💡注目ポイント

  • セラミド産生 → 保湿&バリア強化

  • コラーゲン促進 → シワ・たるみ改善

  • メラニン抑制 → シミ・くすみ予防

  • 抗炎症&皮脂抑制 → ニキビ・肌荒れケア

  • 血流促進 → くすみ・クマ対策にも

日々のケアに取り入れて、肌本来の美しさを取り戻しましょう。

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