【健診で「胃潜血陽性」と言われた?】実は“バリウム検査の異常”かもしれません|胃カメラでしっかり確認を
【健診で「胃潜血陽性」と言われた?】それ、本当は「バリウム検査の異常」かも?
「胃潜血陽性」…実は誤解されがちな表現です
健康診断の結果で、「胃潜血陽性」と記載されていた…とお話しになる方がときどきいらっしゃいます。しかし、実際には「胃に潜血反応を調べる検査」は存在せず、これは
「胃のバリウム検査(胃透視)で異常を指摘された」という意味であることがほとんどです。
たとえば、健診結果に以下のような記載がある場合は要注意です:
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「胃のバリウム検査で『要精査』」
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「慢性胃炎の疑い」「胃粘膜の不整」「胃の隆起性病変あり」
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「ピロリ菌感染の疑いあり」
このような所見があると、「胃に出血傾向があるかもしれない」という間接的な情報をもとに、「胃潜血」という言葉が使われてしまうことがあるのです。
「バリウム検査の異常」は見逃さず、次の一歩を!
バリウム検査は、胃の形や大きさ、粘膜の異常などをレントゲンで見る検査です。しかし、早期胃がんや微細な病変は見逃されることもあります。
そのため、次のような結果が出たら**「胃カメラ(上部内視鏡検査)」による精密検査**を受けることが強く推奨されます。
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「要精査」と書かれていた
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「慢性胃炎」と書かれていた(=ピロリ菌感染の可能性)
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胃の不快感・痛み・胃もたれなどの症状がある
胃カメラでしっかり確認すれば、不安も解消できます
きだ内科クリニックでは、苦痛の少ない胃カメラ検査を実施しています。
当院の特徴は以下の通りです:
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鎮静剤を使用した“眠っている間に終わる”胃カメラにも対応
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ピロリ菌の検査・除菌まで一貫して対応可能
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女性や高齢の方でも安心して受けられる優しい対応
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経鼻内視鏡も選択可(鼻から入れる胃カメラ)
健診結果に不安を感じたら、**「とりあえず相談」でも構いません。**お気軽にご予約ください。
【まとめ】「胃潜血陽性」は誤解。正確な診断のために胃カメラを!
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「胃潜血陽性」という表現は医学的には誤りで、バリウム検査の異常を指していることが多い
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異常があれば、放置せずに胃カメラによる精密検査を
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きだ内科クリニックでは、やさしく・丁寧な内視鏡検査で対応しています
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※鎮静剤をご希望の場合は事前診察が必要です。